知っていると歯医者さんの説明が理解しやすくなる!歯の基礎知識

今回は、皆様にもわかりやすく歯の基礎知識についてお話したいと思います

歯医者さんに行って歯科医の説明を聞いているときに、「説明されても歯の知識がないからよく分からない」、「そもそも歯は何本あるの?」などと疑問に思うことがある方も多いのではないでしょうか。

 自分の歯の状態を理解するためには、歯についての理解を深めておくことはとても重要です。

 そこで、歯の基礎知識についてポイントをまとめましたので、これからの皆様の歯科受診に是非役立てていただければと思います。

人間の歯は何本あると思いますか?

 歯の本数は一般的に、乳歯(こどもの歯)は上下で20本、永久歯(大人の歯)は上下で28本あります。永久歯の場合は、親知らずを含めると32本となります。

 乳歯の場合は、一度抜けたものが永久歯として生え変わりますが、永久歯は一度抜けたものが生え変わることはありません。ですから、私たちは歯を失ってしまうことがないように、予防や治療によって歯を大切にする必要があるのです。

 ここで、「生え変わりがある乳歯なら虫歯になっても大丈夫ではないか?」と考える方もいらっしゃるかと思いますが、答えは×です。乳歯が虫歯になってしまい、生え変わりの時期よりも早く失ってしまうことになると、その後の歯並びや健康状態にも非常に悪影響を及ぼすことになってしまうのです。

歯の種類と名称

 歯科受診の際、歯科医が「1番健全、2番健全・・・」などとお口の中を見ながら言葉にしているのを耳にしたことはないでしょうか?

 上の図のように、歯は、上顎(上の歯)と下顎(下の歯)があり、それぞれの歯をアルファベットや番号で表すことができます。これを少し詳しくお話すると、皆様が「前歯」と呼んでいる中央の歯から奥歯に向かって順番に、乳歯の場合はA~Eのアルファベット、永久歯の場合は1番~8番の番号が当てられています。

 また、1番~3番までを前歯、4番・5番を小臼歯、6番~8番を大臼歯と3つに分けられており、4番~8番を合わせて臼歯部といいます。乳歯の場合には、A~Cまでを前歯、D・Eを乳臼歯といいます。

 例えば、歯科医が「1番健全、2番C・・・」と言っているとしましょう。

 Cとは歯科の専門用語で「虫歯」を表すものです。それを踏まえて歯科医の言葉を分かりやすく言い直すと、「1番は問題なし、2番虫歯・・・」と言っているということになるので、中央から2番目の歯が虫歯になっているということになります。

 このように、歯の名称を知っているだけでも、歯科医が話していることがとてもわかりやすくなります。

歯はどのような構造でできていると思いますか?

 まず始めに、歯は「歯冠」と「歯根」に分かれています。簡単に説明すると、歯茎より上の見えている部分が「歯冠」、歯茎より下にある見えない部分が「歯根」です。一般的に皆様は歯冠のことを「歯」と呼び、歯根のことを「歯の根っこ」と呼んでいる方が多いかと思います。

 そして右上の図をみると分かるように、歯の表面は「エナメル質」で覆われていて、その下に「象牙質」と「歯髄」があります。

 また、歯根(歯の根っこ)の周りは「セメント質」が覆っており、その周囲を取り囲むように「歯根膜」というものがあります。

 歯は、「歯槽骨」に支えられていることもこの図から分かることでしょう。

 難しい言葉が次々とでてきましたね。これらを簡単に説明していきますね。

歯の組織の特徴を見ていきましょう

歯冠と歯根はもう皆様にご理解いただけたかと思います。ここではポイントを絞ってお話していきます。

 まず「エナメル質」は、歯の表面とお話しましたが、エナメル質は人間の組織の中で最も硬い組織で中にある神経を守っています。エナメル質がないと、熱いものや冷たいものが直接神経に触れてしまうので、痛みやしみるといった症状がでてしまいます。

 その下にある「象牙質」はエナメル質とは対照的にとてもやわらかい組織です。

私たちは毎日歯で噛んで食事をします。歯がすぐ壊れてしまうと、私たちは満足な食事をすることができなり大変困ってしまいます。ですから歯は丈夫でなければなりません。象牙質は簡単に表すとクッションのような存在なのです。硬いエナメル質の下でクッションのように歯を衝撃から守っています。ただしその柔らかさゆえに、虫歯が進行しやすい部分でもあります。

 さらにその下にある「歯髄」ですが、ここには刺激を脳に伝える神経と多数の血管があります。虫歯が歯髄にまで進行すると、多くの場合、強い痛みを感じます。

 そして、「歯槽骨」とは顎の中にある歯を支えている骨のことです。歯槽骨が様々要因で溶けてしまっている状態になると「歯周病」と診断されます。歯槽骨は溶けてしまうと、元通りにはなりません。ですから歯槽骨を溶かさない予防、つまり歯周病予防は非常に重要です。

 最後に、 歯槽骨と歯根の間には「歯根膜」というこれまた大切な組織があります。歯根膜は歯と歯槽骨を繋ぐ大事な役割があるのですが、その他にも脳と連携して、噛む力のコントロールをしてくれています。人がものを噛む時の感触や力を脳に伝えて、過度な力が歯にかからないようにするのです。

まとめ

 歯は人が生きていくために、とても重要なものであり一生のパートナーでもあります。そして、自分の歯の状態を理解するということは、虫歯や歯周病などの予防にも繋がります。

 今回お話した内容以外にも、今後様々な情報発信をしていきますので是非チェックしてみて下さい。

 また、分からないこと、知りたいことなどございましたら、お気軽に歯科医師・スタッフにご相談下さい。

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